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1985リノベ学校

「1985リノベ学校」とは、1985の目標に
向かうために重要なポイントとなる
住宅改修に焦点を絞った連続勉強会です。

(一社)Forward to 1985 energy lifeでは2030年頃までに家庭の消費エネルギーをいまの半分にするべく住宅建築実務者に向けた各種事業を行っていますが、この目標に向かうために極めて重要なポイントとなる住宅改修に焦点を絞った連続勉強会である「1985リノベ学校」を開催しています。

ここでのキーワードは「暮らし向上型の住宅改修」であり、これに向かうための社内態勢や技術的スキルの向上に必要な情報を徹底的に整理し、優れた実践者にその理論と実践事例をご紹介していただく内容も盛り込んでいます。新築マーケットから既存住宅マーケットに大きく変化を始めたこの時代において、これまで主流だった部品交換型の改修から、建物や暮らしの質的向上を目指す改修が主流になるべきであり、そこでは「暖涼環境の向上」や「省エネルギー」が大きなテーマになります。

改修をテーマにした野池流の徹底した論理的・実践的整理、実践者の事例発表やワークショップ、1985シミュレーターの活用解説など、他にはないカリキュラムを用意しています。奮ってご参加ください!

次回の「1985リノベ学校」の詳細はこちら

1985リノベ学校

カリキュラム(全5回)

  • 1

    『暮らし向上型リノベーション総論/構造・劣化対策の基本』講師:野池政宏

    暮らし向上型リノベーションの特性を、技術及び事業のそれぞれの観点から整理・分析、その方法論を学ぶ。またリノベーションに欠かせない一般耐震診断や劣化対策、シロアリ対策の基本についても解説。

  • 2

    『快適・省エネリノベーションの具体』講師:野池政宏

    改修ならではの繊細な計画・提案を解説しながら、今後強く求められる「エリア パッシブ改修」の具体を紹介。

  • 3

    『改修における”最適解”を導くアプローチ』講師:米谷良章氏

    建物調査から「ハード」の改修範囲を特定しつつ、ヒアリングから「ソフト」の質的改善目標を立てる。これを重ねて理論的に”最適解”を導くことが目指すべき改修に向かうアプローチです。事例紹介を交えてその実践内容を紹介。

  • 4

    『暮らし向上型リノベーションの事例と設計手法』講師:三澤文子氏

    ご自宅の改修から見えてきた暮らし向上型リノベーションの必要性とその効果、設計過程での留意点などを徹底解説

  • 5

    『1985シミュレーターの活用方法』講師:野池政宏

    リノベーション・リフォームの最強ツール『1985シミュレーター』を実際に入力しながら学ぶ

講師のご紹介

野池政宏

岡山大学物理学部物理学科卒。(一社)Forward to 1985 energy life代表理事・住まいと環境社代表など。
現在は住宅の温熱環境向上や省エネルギーに関する様々な講演、執筆活動を行っている。

三澤文子

地域木材を使用する木造住宅の設計と木造建築病理学を踏まえた改修設計を実践。
Ms建築設計事務所、MSDを三澤康彦と共同主宰、(一社)住宅医協会理事、岐阜県立森林文化アカデミー客員教授。

米谷良章

1級建築士。京都工芸繊維大学工芸学部建築学科卒業。㈱現代計画研究所を経て、米谷良章設計工房主宰。
住宅や福祉施設を中心に設計活動を行っている。関西大学非常勤講師、兵庫県ヘリテージマネージャー、Forward to 1985 energy life 理事。

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