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2050年カーボンニュートラルに向けて

「For the 2050 -最良の2050年のために-」。
これは、新たに加わった2050年カーボンニュートラルに向けたスローガンです。
「最良の2050年」とは、クリーンなエネルギーによるカーボンニュートラルを実現することであり、次の世代へ課題を持ち越さないことを意味します。

For the 2050 -最良の2050年のために-

そして、この「最良の2050年」を実現するために、実際に「どのくらいの省エネ化を、どんなスピード感で積み上げていく必要があるのか」を、以下のような考え方で独自にシミュレーションしてみました。

  • 「最良の2050年」を実現する際の家庭部門のエネルギー消費量を推計し、目標値として設定
  • 2050年までの新築着工戸数、滅失数を加味した住宅ストック数の推移を予測
  • それを新築の戸建て住宅、既存の戸建て住宅、新築の共同住宅、既存の共同住宅の4つに分けて、2050年の目標値の達成に向けたそれぞれの省エネ化率・再エネ(太陽光発電)設置率及び戸数を算出

その結果、私たちの活動目標である「半分」を、2040年ごろまでに達成する必要性が見えてきました。
ここでポイントとなるのが、新築と既存住宅を分けて考えることです。
対策が講じやすい新築(大規模リフォームも含める)では大幅な省エネ化を図り、対策に制限のある既存住宅においては、リフォームの際や日常の住まい方の工夫などでできる限りの省エネ化を図り、新築・既存住宅の「トータルで半分にしよう」とする観点が必要だということです。

この内容を戸建て住宅に限定し、建築計画の規模別に分けて、これからの目指すべき住宅の方向性としてまとめてみました。

  • 新築および大規模リフォーム(主要構造部の過半の修繕または模様替え)
    ⇒ゼロエネルギー以下(ネット・ゼロではなくリアル・ゼロ)
  • 中規模リフォーム(主要構造部の過半に満たない修繕または模様替え)
    ⇒1985の目標である「半分」以下
  • 小規模リフォーム(主要構造部に手を入れない修繕または模様替え)
    ⇒できるだけ「半分」に近付ける

もし、新築・リフォーム問わず自社の提供した住宅が「トータルで半分」を実現できたなら、それは時代を先取りしたとても社会的に意義のあることです。そしてそのことを周りに発信してアピールしてほしいと思います。そうした事例は他の仲間のモチベーションを高め、新たな取組みを促す「正のスパイラル」を生み出す原動力となることでしょう。

1つ1つは小さくても、それらを積み上げながら1985アクションの輪を広げ、「小さなエネルギーで豊かに暮らせる」社会の実現をともに目指していきたいと思っています。

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