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温熱カレッジ(旧 野池学校)

「温熱カレッジ」とは、住宅の温熱環境の
基礎から実践までを学ぶ連続講座です。

「省エネ」「健康」「快適」「パッシブデザイン」といったキーワードがトレンドとなりつつある今、単に外皮性能計算を行えるだけでなく、その性能をいかにお客様に伝えるか、どのように「快適性」「健康性」に置き換えてプレゼンできるかが鍵となっています。温熱カレッジでは温熱に関する理科的・物理的な理解から全ての計算の基礎となる外皮性能計算、パッシブデザインに欠かせない室温や暖冷房負荷、プレゼンに役立つ光熱費シミュレーション等を実際の物件の計算を通して学んでいきます。
温熱・省エネの計算は全くしたことがないという初心者の方から、ある程度学んでいるがこれからさらに自社の強みにしていきたいという方まで全ての方に受講して頂ける内容です。

次回の「温熱カレッジ」の詳細はこちら

温熱カレッジ

カリキュラム(全5回)

  • 1

    温熱・省エネ・パッシブデザインの必須理解力を身につける

    どの外皮性能計算講習会でも教えてくれない『W(ワット)』や『J(ジュール)』といった単位の本当の意味や熱移動の原理など、知っていると計算が楽しくなる超基礎から、温熱・省エネを理解しスキルアップすることの意義を1985アクションと絡めて解説します。

  • 2

    H28年省エネ基準の外皮性能計算をやっつける

    まずは申請などにしっかり対応していけるよう外皮性能計算を1日で押さえます。基礎の計算や開口部の庇の補正などコムズカシイ内容は簡易な入力をするだけでプログラムが自動的に計算してくれますが、講義では意味を捉えながら進めていくので、性能を向上したい場合など、どこを変えていけばいいかが分かります。

  • 3

    暖冷房計画と結露

    エアコンを決めるとき「帖数」を目安に選んでいませんか?カタログに記載の帖数の目安は、実は無断熱住宅を想定した目安なのです。多くの住宅設計者・住まい手において高い関心がありながら理解や判断が曖昧な暖冷房設備の適切な選択と、結露に対する計算演習を行います。

  • 4

    蓄熱と室温シミュレーション

    パッシブデザインに欠かせない熱容量計算及び室温シミュレーションを通して、計画の内容(熱容量・断熱・日射遮蔽・通風)が夏及び冬における室温にどのように反映されるかを実習します。

  • 5

    一次エネルギー消費量算定プログラムを使っての光熱費シミュレーション

    H25年省エネ基準からは外皮の性能と合わせてどれだけその建物がエネルギーを消費するかを計算することが求められるようになりました。その算定プログラムの入力に対する詳しい解説と、結果を光熱費に換算する演習を行います。

卒業生の声

安井建設株式会社(愛知県) 木村様

外皮計算から室温・光熱費シミュレーションまで30~40分でできるようになりました!温熱カレッジの内容を社内に持ち帰り研修を重ね、新築・リフォームどちらのスタッフもパッシブデザインを取り入れた提案を行い受注件数も単価も伸びてきています。

息吹木の家株式会社(岡山県) 志水様

温熱カレッジに通う前から断熱には拘っていましたが、講座を受けて、性能を温度や光熱費といった数字で表すことの大切さが分かり、今では全ての物件でシミュレーションをお客様に提示しています。算数が苦手な私も卒業できました(笑)学んだことを生かし、自宅兼モデルハウスで夏の最高気温が35℃を超える日に室温30℃以下を実現している。性能の向上はコストも絡むことだが、”実感値”を合わせて説明することでお客様に納得してもらいやすくなる とのこと。

使用プログラムEnergy ZOOのご案内

第2回から第5回の講義では温熱・省エネ計算統合プログラム『Energy ZOO』を使用して演習を行います。(第2回以降を受講される方はEnergy ZOOの導入は必須です。)
『Energy ZOO』を導入されていない方は別途お申込みをお願い致します。
尚、温熱カレッジにご参加されますと参加者特典価格で導入する事ができます。(温熱カレッジの参加費をプラスしても定価よりお得です!)
内容・価格・お申込方法など詳しくは下記ご案内及びEnergy ZOOサイトをご覧ください。

温熱カレッジ参加者向け
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